【忙しいママ必見】時短レシピの前に!離乳食の時短の基本とは?
- 2014/10/09

離乳食作りはとにかく手間がかかるもの。少しでも時短で作るため、多くの方が時短レシピを活用していると思います。ですが、その前に「時短の基本」はきちんと押さえているでしょうか。基本をマスターすれば、特別なレシピでなくても、毎日の作業時間はぐっと短縮できます。ぜひ確認してみてくださいね。
加熱方法を工夫しよう
離乳食はとにかく柔らかく作らなければいけないので、加熱時間が長いもの。この時間を工夫できると全体の時短につながります。
圧力鍋を使おう
加熱時間の短縮に一番効果的なのはなんといっても圧力鍋。うちの場合、普通のお鍋でコトコト煮るより10倍以上速くゆであがります。火を使う時間が短縮されるのでガス代や電気代の節約にもなりますね。持っている方はぜひ活用しましょう。
炊飯器を使おう
炊飯器にざく切りした野菜を入れ、水を少し貼ってボタンをピッ!これでも十分柔らかくなります。炊飯器の良いところは「見張っている必要がない」「タイマーが使える」ということ。朝起きる時間、仕事から帰ってくる時間など、都合の良い時間にタイマーセットしておけば、勝手に出来上がります。これはとっても楽ちん♪
フリージングをマスターしよう
忙しいお母さんの強い味方がフリージングです。時間のある時に一気に色々な種類の素材を煮込んでおき、素材別に冷凍しておきましょう。毎日の調理がぐんと楽になりますよ。
良く使う素材は冷凍してストックが基本!
よく使う素材は常に冷凍庫にストックしておくのが基本。おかゆ、うどん、マカロニ、野菜類、肉・魚類、まんべんなく揃えておきましょう。また、素材だけでなく、「麻婆豆腐」「肉じゃが」「ハンバーグ」などといった調理済みの料理もそのまま冷凍可能です。お子さんの好きな料理も常時ストックしておくと良いですね。
使用目的別、フリージング方法
①1回に使う量が決まっているもの(固形物)
おかゆやうどん、マカロニなどの炭水化物は、メニューがなんであれ、1回の食事に使う量は大体一定かと思います。そういうものはラップ冷凍が基本。スケールなどで必要なグラム数をはかり、一回分ずつ冷凍しましょう。
②1回に使う量が決まっているもの(半固形物)
肉じゃがや麻婆豆腐など、調理済みのメニューをそのまま冷凍したい場合、1回分の量は予め決まっていますが、ラップ冷凍は難しいですよね。その場合はタッパを使って冷凍します。冷凍と電子レンジ、どちらも対応可の可愛いデザインのものを選べば、
冷凍庫から取り出す→そのままレンジでチンする→そのまま食器として食べる
ということができ、とっても楽ちん♪
冷凍庫から取り出す→そのままレンジでチンする→そのまま食器として食べる
ということができ、とっても楽ちん♪
③1回に使う量が不確定なもの(固形物)
野菜類や肉・魚類などは、メニューによって毎回使う量が変わりますよね。(肉じゃがだったら玉ねぎ多めがいいけど、味噌汁だったら玉ねぎはちょっとでいい…みたいな感じです。)ちょっとした彩に少量使いたいだけ、という場合もあるでしょう。そういう素材はラップ冷凍にすると少し使い勝手が悪いので、バラ冷凍がおすすめです。やり方は後述します。
④液状のもの
10倍粥や野菜スープなど、液状のものは製氷皿を使って冷凍します。製氷皿1ブロックで大体何グラムになるのか把握しておくと、調理の際にとても楽ですよ。持っていない場合は100円ショップで簡単に手に入るのでぜひ用意しましょう。
普通の冷凍庫でOK!バラ冷凍のやり方
バラ冷凍は急速冷凍機能のついた冷凍庫があるととても楽ですが、普通の冷凍庫でもそれっぽいことは可能です。やり方はとってもカンタンですので、ぜひご参考ください。
- 素材をよく加熱し、細かく切る。(大きさは子どもの離乳食の進み具合に合わせます。)
- 大き目のジップロックに切った素材を入れる。
- ジップロックをきっちり密封し、素材を全体に薄く広げる。
- 大きなお皿か何かの上に乗せ、素材が偏らないように気を付けて冷凍庫へ。
- 完全に固まったら取り出し、手で粉々に割る。(薄いので簡単に割れます。)
- 完成!
市販の冷凍野菜を活用しよう
スーパーなどの冷凍食品コーナーには、カット野菜をバラ冷凍した「冷凍野菜」も売られています。これが離乳食の素材ストックとしてはとても便利!下処理の必要がなく、とっても楽なのに、普通に買うより値段もお得な場合が多いのです。(鮮度の点で生野菜に劣るからでしょうね。)
私が使っているのはほうれん草やブロッコリー、ごぼうなど。そのままの大きさだと子どもには少し大きすぎるので、凍ったまま包丁でガシガシ細かく切っていきます。そしてそのままジップロックに入れて冷凍庫へ入れるだけ。簡単!
また、玉ねぎのみじん切りやミックスベジタブルのような、最初から小さく刻んである冷凍野菜もたくさんあります。これらに至っては自分で刻む必要すらなし!今まで活用したことがなかった方はぜひ検討してみてください。
ベビーフードを素材として活用しよう
ベビーフードというと、手抜きのイメージがついてしまうかもしれませんが、ベビーフードには調理済のものだけではなく、便利な「素材」もたくさんあります。教育理念やお財布と相談しつつ、便利なものはぜひ取り入れてみてくださいね。
裏ごし済の野菜
離乳食作りで一番面倒な部類に入る「裏ごし」。これらはぜひベビーフードを使って時短してしまいましょう。私がよく使っているのはキューピーベビーフードの「りんご(うらごし)」「北海道コーン(うらごし)」。この2つは自分で下処理をしようとするととても時間がかかるので大変重宝しています。
他にも便利な裏ごし素材はたくさんあると思いますので、お近くのスーパーやドラッグストアで探してみてくださいね。
手作り応援シリーズ
和光堂ベビーフードの「手作り応援シリーズ」をご存知でしょうか。ホワイトソースやコンクリームスープ、赤ちゃん用のおみそしるの素など、味付け素材が多数販売されています。粉末をお湯に溶いて使うタイプなので賞味期限も長め。自分ではなかなかここまで作れないのでとっても便利です。
見た目よりも中身を重視しよう
雑誌やテレビで紹介されている離乳食って、とってもおしゃれで彩もきれいですよね。だけど、無理してまでそんな美しい離乳食を作る必要はありません。特に月齢が低いお子さんの場合はなおさら。美しさよりも食べやすさ(食べさせやすさ)の方が100倍大事です。
幼いころから良いもの、本物に触れさせたい、という教育理念でなければ、食器だってプラスチック容器やタッパで十分だと思います。(どうせ投げたり落としたりしますからね…。)好きなキャラクターのシールをつけてあげるなど工夫すれば、子どもは大喜びします。そして何より、お母さんにゆとりがある方が食事も好きになりやすいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。離乳食は長い時間煮込んだり、細かく刻んだり、裏ごししたり…など、大人の食事よりずっと手間がかかります。「お母さんが少しでも楽に」、そして「子どもが少しでも楽しく食べやすく」なるように、時短テクニックを駆使して離乳食を作ってみてくださいね。
そのうち簡単な離乳食レシピについての記事も書ければと思います。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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